4.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは販売体制を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、「ものづくり(部品・材料)」、「ものづくり(音響機器関連)」の業種を報告セグメントとしております。

 第1四半期連結会計期間まで、「ものづくり(部品・材料)」、「ものづくり(音響機器関連)」、「その他」の3つを報告セグメントとしておりましたが、「その他」セグメントに関する事業を担っていた株式会社プリメディカ(以下「プリメディカ」という。)の株式を譲渡し連結の範囲から除外したことを機に、第2四半期連結会計期間より、「その他」セグメントを廃止しました。この結果、「ものづくり(部品・材料)」及び「ものづくり(音響機器関連)」の2つの報告セグメントに変更しております。

 これに伴い、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間のセグメント情報については、非継続事業を除いた継続事業のみの金額に組替えて表示しております。

 各報告セグメントに属するサービスは下記のとおりであります。

ものづくり(部品・材料)

ペン先部材・コスメ部材・金属部材等のものづくりに関する事業

ものづくり(音響機器関連)

音響機器等のものづくりに関する事業

 

(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失の金額の算定方法

 報告セグメントの会計処理の方法は、要約四半期連結財務諸表と同一であります。

 セグメント間の内部売上収益は、市場価格や製造原価を勘案し、価格交渉の上決定した取引価格に基づいております。

 セグメント利益の事業EBITDAは営業利益±その他の収益・費用+減価償却費及び償却費(使用権資産の減価償却費を除く)の計算式で算出しております。

 

(3) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目の金額に関する情報

 前第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

要約四半期

連結財務諸表

計上額

ものづくり

合計

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

8,750

55,971

64,722

64,722

セグメント間の内部売上収益又は振替高

合計

8,750

55,971

64,722

64,722

セグメント利益

 

 

 

 

 

事業EBITDA

2,323

12,050

14,373

745

13,628

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

その他の収益

2,166

その他の費用

110

減価償却費及び償却費

3,209

営業利益

12,474

持分法による投資損益

457

金融収益

628

金融費用

426

税引前四半期利益

12,218

(注)1 事業EBITDAの調整額△745百万円は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。

 

 当第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

要約四半期

連結財務諸表

計上額

ものづくり

合計

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

8,819

69,617

78,437

78,437

セグメント間の内部売上収益又は振替高

0

0

0

合計

8,819

69,617

78,437

0

78,437

セグメント利益

 

 

 

 

 

事業EBITDA

2,324

18,521

20,846

726

20,119

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

その他の収益

90

その他の費用

803

減価償却費及び償却費

3,328

営業利益

16,078

持分法による投資損益

244

金融収益

713

金融費用

358

税引前四半期利益

16,189

(注)1 事業EBITDAの調整額△726百万円は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 セグメント間の内部取引は、独立企業間の条件により行われております。外部顧客からの売上収益は、要約四半期連結損益計算書で用いられる方法と同様の方法で測定されております。

3 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。

 

 前第3四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

要約四半期

連結財務諸表

計上額

ものづくり

合計

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

2,941

20,987

23,929

23,929

セグメント間の内部売上収益又は振替高

合計

2,941

20,987

23,929

23,929

セグメント利益

 

 

 

 

 

事業EBITDA

800

5,112

5,912

254

5,658

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

その他の収益

639

その他の費用

51

減価償却費及び償却費

1,118

営業利益

5,127

持分法による投資損益

172

金融収益

198

金融費用

131

税引前四半期利益

5,021

(注)1 事業EBITDAの調整額△254百万円は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。

 

 当第3四半期連結会計期間(自 2024年7月1日 至 2024年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

要約四半期

連結財務諸表

計上額

ものづくり

合計

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

2,975

22,697

25,673

25,673

セグメント間の内部売上収益又は振替高

0

0

0

合計

2,975

22,697

25,673

0

25,673

セグメント利益

 

 

 

 

 

事業EBITDA

802

5,524

6,326

247

6,079

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

その他の収益

16

その他の費用

2,758

減価償却費及び償却費

1,138

営業利益

2,198

持分法による投資損益

51

金融収益

45

金融費用

110

税引前四半期利益

2,081

(注)1 事業EBITDAの調整額△247百万円は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 セグメント間の内部取引は、独立企業間の条件により行われております。外部顧客からの売上収益は、要約四半期連結損益計算書で用いられる方法と同様の方法で測定されております。

3 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。